2009年06月11日
ニンニク


ニンニクの皮を処理してたらクマちゃんから連絡が入りました
「どうしたん?」
「トウモロコシに虫が入ってます
実の付け根にも
どうしますか?」
「新しい特製農薬を作って持って行くわ」
「実に虫が入ったら売り物にならんのではないですか」
「この虫は必ず入るんよ!農薬やらないからウチの野菜は仕方ないんよ!虫も一緒に食べればいいやん(笑)まぁ冗談やけど」
「そうですけど…家で食べる分には問題はないと思いますけど…」
クマちゃんの初めてのトウモロコシ
良い野菜を出荷したい気持ちは良く分かります
百姓もそうですから
会話の中でクマちゃんは良い事を言いました
「家で食べる分には問題ない」♪♪♪
そこが大切なんよ
自分や自分の家族が安心して食べる野菜をお客様に提供出来たら最高(^-^)v
調理したら虫は死ぬから大丈夫
百姓はトウモロコシが大好きです
たまに産直などで買いますがトウモロコシの先の部分が 農薬臭い感じがします
悪く言う訳ではないですが産直には農薬の規制は無いのです
スーパーでもそうみたい
あって 無いような規制
自分は使用した農薬や回数は表示しないといかんのじゃないのって思います
買うか買わないかは消費者が選択すれば良いのです
アレルギーのある子供が食べたらって思うと辛い気持ちになります
農家の方が消費者をだましてる訳ではなく仕方が無いのが現状なのかも
消費者は安い野菜を欲しがります
農家は安い野菜を提供するために一生懸命
野菜の形や虫食いは買ってくれない
野菜は3日4日たてば痛んでしまいます
買っていただく為に仕方なく農薬を使うんです
たとえば一生懸命に作ったキャベツ一個120円
手数料を取られて100円をきります
だから大量に
農家の所得はキツイ割に低い
後継者はいないってのが現状なのです
若者が農業に挑戦
挫折なんて良く聞きます
消費者が農家を育てる事が消費者が良い野菜を育てる事に通じる気がします
そして消費者の方々が健康になりまた仕事を頑張れる
全て世の中は循環してる気がします
良い循環をするか悪い循環をするかは個人からはじまり市、県、国、世界に広がっていくのです
百姓語ります(笑)
なぜかクマちゃんの一言でこんな感じになってしまいました(笑)
色々な考え方もありますがちっぽけな百姓のつぶやきって事で(笑)
YADOKARIの子供達の家に白を塗りました